番匠 山城守Ⅱ ★Banjoh Yamashironokami Ⅱ☆

お城好き、神社仏閣好きのブログです。現在、中国の昆山に赴任中。

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西国薬師49~第3番 般若寺

霊山寺から次の札所、般若寺へ。
車で20分ほど走ると奈良市の住宅街の中にあるお寺に着きます。

般若寺は都が奈良に遷って天平7年(735)聖武天皇が平城京の鬼門を守るため『大般若経』を基壇に納め塔を建てれれたの賀寺名の起こり。
その後、兵火や落雷火災、明治の廃仏毀釈など、栄枯盛衰を繰り返して現在至る、とな。
コスモス寺としても有名ですね。


住宅街の狭い道にいきなりこの楼門が建ってます。
鎌倉時代に立てられた国宝で、お寺の回廊門です。
パンプには和様に天竺様を取り入れてあると書かれてますが、不勉強でどの辺りが和様で、どこが天竺様なのか、
よくわからん。
老朽化が進んでいて修理をしたいけど、費用が足りなくて募金を募っておられます。
国宝に指定したんなら国が何とかしてあげてよと言いたくなります。



それほど大きくないけどいかにもお寺って感じの本堂です。
こちらは兵火で焼けた金堂の跡地に江戸時代に再建された建物だそうです。
さすがに今は季節的に水仙しか咲いてなくて手前の人を含めた数人の方がコスモス畑の手入れをされてました。
こういう人のおかげで秋には綺麗な花が観賞できるんですねぇ。
ご苦労様です。
20130205-IMG_2029.jpg


そして秋にはこんな風になるんですよ。
ここで以前からずっと思っていた疑問をお寺さんに質問してみました。
「なぜコスモスは色毎に咲かせないで白、薄ピンク、濃いピンクとごちゃ混ぜに咲かせるんですか?」
お寺さん曰く、
「コスモスは種ではどんな色が咲くか、見分けがつかない。発芽したあと、茎の色の違いでやっと色が判別できる。
売ってある種はごちゃ混ぜで売ってる。
色別に売ってる物もあるけど割高で、ごちゃ混ぜの方が安い」
なるほど、種を取る時に選別する手間がかかると言うことですね。
20130205-img024.jpg


この鐘楼。ちょっと珍しいと思いませんか。
なんと、鐘の真下に記念撮影用のパネルがあるんです。
仏さんのお顔のところがくり抜かれていて、そこから顔を出してパチリということです。
ここが定位置? それとも繁忙期にはどっか別のところにおいてあって、たまたま今は畑の世話をするために一時避難ということなのか。
ここの方が絵的には受けると思うんですが。
20130205-IMG_2010.jpg


本堂の周囲をぐるりと囲むようにある西国33ヶ寺観音霊場の石仏。
去年丸1年かけて回った西国33ヶ寺をすべて見ることが出来ますね。
元禄時代の作ということですが、最近作ったように思えるほどに綺麗です。
複数の方が彫られたようで、お顔立ちとか大きさ、ディテールが微妙に違います。
20130205-IMG_2007.jpg


本堂と並んで存在感たっぷりの13重の石塔で総高14.3m。
日本最大の石塔で基壇は凄く大きい。
よその三重の塔ぐらい建つんじゃないかというぐらいの大きさです。
なお、昭和の修理の際、塔内で発見された白鳳金銅阿弥陀仏とその体内仏は秋に特別公開されているそうです。
20130205-IMG_2034.jpg


こちら、一切経蔵。
お経の全集である一再経を収納する堂。
800巻余りが現存しているそうです。
20130205-IMG_2046.jpg


傘塔婆というそうです。 
これも日本最大、最古の傘塔婆で、室町時代には平重衡のお墓と考えられていたらしい。
そういえば、楼門内側の境内に平重衡の供養塔もあったっけ。
20130205-IMG_2049.jpg


いい雰囲気の土塀です。
管理する人から見れば、何とかせねば……というところでしょうが、侘び寂というか「これ、好きです」
20130205-IMG_2017.jpg


御朱印。
20130205-img023.jpg


コスモス満開の頃にもう一度来たいですね。



ここまで見ていただいて有り難うございました。

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